モチツツジ−滋賀県甲賀市信楽町、京都府相楽郡南山城村− |
モチツツジは本州の代表的なツツジ(写真左)。花期は4月〜6月。モチツツジを親木とする園芸種も多い。
野山の愛好家の多いツツジの筆頭は、九州のミヤマキリシマ(写真下)、本州のそれはモチツツジではないかと思うほど清楚な美しさがある。枝先に葉が互生し、淡紅紫色でロート状の花をつける。
6月初旬、信楽高原の町多羅尾から南山城村の童仙房、野殿辺りの野道を行くとモチツツジが満開。花期は入梅のころまで続く。峡谷の斜面には澄んだ青紫色したモチツツジの群落がみえる。童仙房、野殿辺りではモチツツジが生垣状に咲き杣道を飾っている。エゴノキ、タニウツギも咲いている。なんとも贅沢な気分になるものである。−平成21年6月−
|
ミヤマキリシマ(久住山) |
|
|
|
|