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佐賀 見帰りの滝-相知町- |
見帰りの滝は、作礼山(887b)の西にある落差100メートルの滝。滝は、三方山(505b)と作礼山の間隙を流れる伊岐佐川jの上流にある。両山が迫る渓谷はV字峡を成し、その右岸の山腹に刻まれた道が滝に通じている。
滝のある作礼山は修験道の山であり、滝もまた行場である。
岩盤に刻まれた深い滝の流路は比較的狭く、白く泡立った滝水は滑るように落下し、滝壺の少し上ではじけた滝水は噴霧をともなって一気に滝壺に落ちてゆく。遠目にも大変姿のよい滝である。滝下の峡谷は、巨石が万状の奇観を呈し飽きることはない。渓谷の左岸に遊歩道があり、樹間にうつろう峡谷に親しむのもよいだろう。
滝に向かって左手の山腹に、十一面観音菩薩を祀るお堂があり。相知四国の第41番札所になっている。 |
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