佐賀
松浦川−唐津市−
松浦河月あかくして人の世のかなしみさへも隠そふべしや
<茂吉>
みちのくの母の命を一目見ん、一目見んとぞただにいそげる
<茂吉>
長崎医専の教授だった斉藤茂吉は、大正9年8月唐津を尋ね二十日ほど滞在したのち古湯に向かった。その間、24首の唐津詠歌を残している。舞鶴公園や西の浜の「渚館きむら」の裏海岸に歌碑がある。