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佐賀 |
馬渡島−唐津市鎮西町− |
馬渡島(まだらじま)は、周囲12キロメートル、人口600人ほどの島。呼子からフェリーで50分、東西に長く壱岐水道の西に位置し、ハイビスカスが咲く温暖な気候。漁業が盛んな島である。
島民の約半数はカトリック教徒という。瀟洒な天主堂がある。釣や自然鑑賞で島を訪れる人が多い島。島の西部は、キジ、ノヤギの生息密度が高いようである。
島の南部に開けた漁港は天然の良港。深い入江になっている。人家は、比較的なだらかな山の斜面に密集している。漁港では蛸壺が並び、氷の積み込み作業に余念のない漁船が一隻。獲れた魚は唐津、博多にまで運ぶという。6月に釣れ盛ったイカも徐々に西下し、9月にもなると五島辺りにまで廻らないと釣りにならないものらしい。油の高騰から燃料と漁獲量とのコスト計算で頭が痛い、と漁師は嘆く。 |
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