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富山ノートNO4 | |||||||||||
富岩運河・中島閘門
富岩運河の中流部に、パナマ運河を小さくしたような「中島閘門(なかじまこうもん)」がある。閘門は、土地の傾斜が強く運河べりで荷卸作業をするために、2メートル50センチ程の水位調節が必要なため造られ施設だった。 平時、閘室は、上下の出入り口が閉められ空である。閘門の河口側の扉を開け船を入れ扉を閉じた後、上流の通水口を開き閘室の水位を上流側と同じになるよう調節し船は閘門を出て上流へと進む。現在、毎日、水管理のため閘門の開閉作業が行われているのであるが、往時は汽船の通行の都度、閘門の開閉が行われたのである。 運河の両岸はよく整備され、市民の憩いの場となっている。若い男女がベンチに腰をかけている。閘門下流の貯木の上でディスプレイする鵜の群れが見え、その上空をアオサギが舞う。運河の遊歩道脇ではコスモスが風に揺れている。工場地帯を行き交う大型貨物自動車の女性ドライバーの顔も弾んでみえる。−平成13年10月− |
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瑞龍寺 傑出した禅宗建築を伝える山門、仏殿、法堂や法堂の格子天上に描かれた四季百花の絵画などの作品群は国の宝であるが、堂にほのかに漂う線香の香りが木の香と交合し、寺院独特の厳粛さを醸し出している。 −平成13年10月- |