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岡村島は、高縄半島の北西に位置し、関前諸島中、いちばん西に位置する島。人口600人余の半農半漁の島。今治港から岡村港(写真左下)までフェリーの便がある。
岡村島の西方に8年ほど前、岡村大橋(写真左、ニールセンローゼ橋)が架かり、広島側の中の瀬大橋、平羅橋を経て大崎下島とつながった。大崎下島と豊島は豊浜大橋で連なっているので岡村島と大崎下島、豊島の三島は四つの橋を通じて陸続きになった。さらに、約3年後には豊島と蒲刈上島間に豊島大橋が完成予定であり、広島の呉から蒲刈下島、蒲刈上島を経て岡村島まで地続きになる。安芸灘架橋構想が一歩一歩前進している。島のナガタニ展望台に登れば芸予諸島の海景が見渡せる。島の北部には箱式石棺を持つ正月鼻古墳群の存在が知られ、公園化されている。風光絶佳の島である。
狭い海峡を隔て、岡村島の西方に浮かぶ島は大崎下島。御手洗、大長、小長の港町がある。。御手洗は沖乗りの廻船の風待ちの港として栄えた港である。―平成18年6月―
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