秋芳洞−秋芳町秋吉
四国カルスト、小倉の平尾台、秋吉台等は、瀬戸内海を囲むようにして所在するカルスト台地である。それらのカルスト台地は、三億年を遡る古生代の石灰岩からなり、古くから放牧地として活用されてきた。
秋吉台は、地上における石灰岩の露出面積やドリーネ、ウバーレ、ポリエなどカルストの諸要素を備え、地下に巨大な鍾乳洞が発達した典型的なカルスト台地である。
地上ではスミレの花が春を告げている。−平成19年3月−