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大分 |
関埼灯台−大分市佐賀関− |
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大分市と臼杵市との間に突き出た佐賀関半島の先端に関崎という岬があり、先端部に関埼灯台が立っている。速吸瀬戸を隔て、半島の対岸は四国の佐田岬半島。その先端に佐多岬灯台が立っている。両灯台は、海上交通の要衝・速吸瀬戸の航海の目標となっている。関埼灯台の設置は明治34年。佐田岬灯台より17年早く設置された。水面から灯火まで約70メートルある。大潮の日、眼下の瀬戸はさらざらと波立ち、釣り船が揺れている。
関崎の別称は地蔵崎。灯台のある断崖上に祀られている関崎地蔵(波除け地蔵)は、役の行者・小角が刻んだものと伝えられる。 |
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