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長崎 |
長崎ランタンフェスティバル−長崎市− |
長崎は、欧州と中国の文化が混在する異国情緒が漂う街。私たちは、オランダ坂や大浦天主堂などから欧州の高い空と乾いた大地の匂いを感じまた、崇福寺の竜宮門や新地中華街などを歩くとエネルギッシュで情熱的な雰囲気を味わうことができる。
長崎は、江戸期の唯一の開港。南蛮人と圧倒的に多くの唐人が居留する街だった。当時の長崎の6万の人口中、1万人は唐人だった。その華僑文化の伝統が長崎のエキゾチックな風俗をかもし出しているのだろう。旧暦の1月1日の春節祭もそのような伝統的な風俗のひとつである。春節祭は、もともと新地中華街で行なわれていた祭。近年、春節際から元宵祭まで15日間(旧暦1月1日から1月15日(2006年は新暦の1月29日から2月12日))、長崎ランタンフェスティバルとして市内に数箇所、イベント会場を設け、新地中華街などの通りに中国提灯fが飾られ、大勢の観光客で賑わっている。期中に訪れる者は100万人にもなるという。−平成18年2月− |
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