|
長崎 |
早岐ノ瀬戸−佐世保市− |
佐世保の隠居岳(標高670メートル)の南に早岐という町がある。肥前風土記に「速来」としるされた歴史のある町だ。旧市街に平戸往還が通り、商家が建ち並ぶ。
この平戸往還の西に延長約10キロメートルの海峡・早岐ノ瀬戸があり、幅50メートルほどの海峡に観潮橋が架かっている。細くくびれた瀬戸は、干満の差から早瀬をうむ。カヌーが4、5艇、激流に挑んでいる。
早岐ノ瀬戸は本土と針尾島を分ける海峡。海峡は狭く或いは広くくびれ、蛇行を重ねる。九十九島の溺れ谷の一角をなす。まことに美しい天然の造形が眼下にある。−平成18年3月− |
|
|
早岐ノ瀬戸(針尾島から) |
|
|
|
|