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長崎 |
崇福寺−長崎市鍛冶屋町− |
福建省から帰化した商人王氏らが安永6(1629)年、明僧超然を招いて開山とした。福州寺とも呼ばれ、福建人の菩提寺。中国の明建築として貴重である。初秋の盂蘭盆会(3日間)には全国から華僑が集まり、爆竹を仕掛け金山、銀山を焼く。
寺の龍宮門に隠元筆の「聖寿山」の扁額がかかる。龍宮門をくぐり第一峰門を過ぎると大雄宝殿。「海西法窟」の額がかかり、宝殿の周りを護法堂、開山堂、媽姐堂が大雄宝殿を囲む。
大雄宝殿の内陣に釈迦三尊、十八羅漢が安置されている。内陣の飾り付けなどにも特色がある。−平成18年2月− |
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