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熊本 |
坪井川の眼鏡橋−熊本市− |
熊本城の築城以来、白川、井芹川とともに熊本城下の舟運、防御の要となって400年間、街の繁栄を支え、市民に親しまれ、当時の面影をそのまま今日に伝える坪井川。河川に架かる12橋はみな朝な夕なに市民が往来し、生き死にを見守ってきた橋である。
明八橋や明十橋などの眼鏡橋は、皇居の二重橋を架けた橋本勘五郎が明治の初期に建造した橋。明十橋は今なお現役の橋として頻繁な自動車交通に耐えている。明八橋は新町三丁目と唐人町をつなぐ橋。橋影が川面にうつろい、唐人町の商家が古色を伝えている。 |
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