路地のある街-鹿児島市名山町-
路地のある街  鹿児島市の中心部の一角に、路地が残る街がある。名山町である。市役所庁舎前の電車通りを隔てた南側の街区が名山町。網の目のように張りめぐらされた細い路地の両側に商店や飲食店、民家が建ち並ぶ。日曜日の昼下がり、明るい陽が路地を射している。暖かな味わいのあるいい風景である。

 ビロウの風景-鹿児島市山下町-
ビロウの風景 鹿児島市山下町の放送大学舎の玄関前に、見事に生育したビロウの大樹が4株、青々と茂る。ビロウは、葉を剪定するほどに高く伸び、その剪定痕の隙間隙間に雑多の植物が寄生し胴に膨らみができ、一層巨木にみえる。ビルの用途が変わっても、ビロウはビルの歴史の生き証人。大切に保存されてきたのであろう。