高隈高原-垂水市-
高隈高原 大隈半島の高隈山系の懐に「高隈高原」がある。標高500メートルほどの高原の全容は、その北端の高峠(標高722メートル)の山腹から一望できる。
 高峠から望む高原は、重畳をなす山々に囲まれ清涼とした大気に包まれている。スレート葺きの畜舎が延々と連なって見える。鹿児島らしい伸びやかないい風景である。
 県土の約60パーセントをシラスで覆われ、平地が少ない鹿児島の農家は、畜産、養鶏に活路を見出し、専業農家数は日本のトップクラス。豚や採卵・ブロイラー鶏の飼養頭羽数は全国一、牛は2位、畜産、養鶏王国として不動の地位を築いている。−平成14年10月−

 川内海岸-川内市-
  薩摩半島の東海岸に沿って国道3号線を北上すると、東シナ海を左に見て阿久根市との境近く(川内市西方地区)に、こんもりとした岩山がぽつんと海中に立っている。
 海岸に下り岩山を眺めると、手前の岩礁が見切り線になり岩を引き立てている。川内海岸の美しい風景がある。−平成15年1月−