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福岡 |
天拝山-筑紫野市- |
天拝山(標高258b)は、大宰府の南に聳える山。菅原道真が寃を天に訴えた山である。みわたせば、眼下の平野を御笠川が貫流し、北辺に四王寺山(410b)が聳えている。大宰府の都府楼(政庁)がその山裾の春霞の中にある。
天拝山は、道真の邸宅・榎寺からも近く、展望のよい山として道真のみならず大宰府官人の逍遥の山であったろう。
天拝山は、登山道もよく整備され、季節にはシャクナゲが谷を埋める。登山者の絶えない山である。頂上に道真を祀る天拝神社がある。山麓には九州最古の仏蹟・武蔵寺がある。 |
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天拝神社 |
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