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富山ノートNO1 | ||||||||||
白山(石川県) | ||||||||||
南竜山荘別当出合から、砂防新道コースを辿り白山中腹の南竜山荘を目指し登山。中飯場で昼食の後、白樺林を抜けると、ハクサンアザミなど高山帯植物の群落。小雨のなか16時半に南竜山荘に到着。所要5時間。気温8度。ストーブで暖をとり20時消灯。 −平成13年8月− | ||||||||||
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白山奥宮(石川県) | ||||||||||
翌朝5時、山荘を出発。小雨の中弥陀ヶ原を経て室堂で休憩、昼食。白山奥宮(祈祷殿)に参拝後、御前峰の頂上を目指す。頂上の少し手前に石垣で守られ奥宮が鎮座。参拝後、旧噴火口辺りの急な斜面に咲くハクサンギキョウ、チングルマなどの高山植物を撮影。チングルマの長く伸びた純白の綿毛がゆらゆらと風になびいている。窪地には万年雪となった残雪が御供となり、傍らのハクサンギキョウの群落が供花となり霊山に寄り添う。立山が地獄谷に代表される「動」の霊山であるとすれば、白山は「静」のそれであろう。 頂上から観光新道コースで下山。途中、小雨に霧が発生し、左右断崖の天上に架かる橋のごと浮き上がってみえる「馬の鬣」の稜線を仲間と歩く。馬の鬣とは言い得て妙である。足を踏み外し奈落に落ちる恐怖を振り切りながら進むスリルは、また登山の醍醐味といえるのかもしれない。肝を冷やしながら、無事、別当出合に到着。所要4時間。 −平成13年8月−
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神通川のアユ釣り |
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早朝、神通川畔に立つと、有沢橋の下手に釣り人の姿がみえる。折から、鮎のコロコロ釣りが解禁。釣果はまずまずの様子、ポツリ、ポツリ竿が曲がる。釣期は11月15日まで。遊魚料は13,000(年間)とのこと。 神通川の鮎釣は毛針釣り、友釣り、コロロ釣りの順に始まり、釣法の変化とともに鮎は成長する。 盛夏の友釣りは涼を得て爽快である。神通川の水温は驚くほど低い。この時期になると、ウェルダーを履かないともう釣りにならないほど冷水である。鮎の体長は太平洋岸の鮎に概して小ぶりのものが多い。水温の影響もあるのだろう。 富山市内では神通川本流に限らず都市内の河川でヒラを打ちコケを食む鮎の姿が確認できる。美しい富山の象徴と言ってよいであろう。−平成13年9月− |